ニキビができたり悪化する原因は、いろいろあります。
その1つに、塩分の摂り過ぎが関係しています。
「面倒だから・・・」「疲れているから・・・」とお惣菜やカップラーメンで食べていませんか?
カップラーメンなどで済ませている方は、過剰に塩分を摂ってしまい、それがニキビができる原因になっているかもしれません。
お客様の中で、仕事が遅くなりカップラーメンで済ませた次の日にニキビができた経験がある方が結構いらっしゃいます。
それも一度ではなく、必ずと言っていいほどカップラーメンとニキビはセットのように。。。
外食して美味しいものを食べられることって嬉しいけれど、ニキビが出ている時や、生理前の時期は外食やカップラーメンは控える方が良いでしょう。
外食した日は時間が経つとものすごく喉がカラカラに乾いてくる事はありませんか?
それは、1つに塩分が多く摂ったから。
塩分を多く摂ることで、カラダに不要な水分を溜め込み、ニキビができやすい状態になります。
お肌やカラダは食べ物から栄養を99%摂取しています。
何を食べるかによって、カラダの様々なところに良くも悪くも影響するのです。
今回は「塩分」を摂りすぎるとどうなるのかと、塩を選ぶポイントについてお伝えします。
塩分の1日必要量って?!
今回お伝えしていく『お塩』。
お塩は必要なミネラルですが、過剰に摂ってしまうとニキビになりやすい可能性が出てきます。
塩と言うと、「塩化ナトリウム」って習いましたよね。(化学式ではNaCL)
女性は、塩の摂取量は1日6.5g未満が理想と言われています。
小さじ1杯ちょっと。
どうでしょう、1日6.5g未満で抑えられていますか?
お惣菜に関してはどれだけ入っているか判断がしにくいですよね。
保存が効くために、塩分が入っていることが多いはず。
ですので意識してないと、塩分はとりすぎになっている事が多々あります。
でも、熱中症になった時には、塩を舐めろ!なんて言われて必要でもある「塩」。
必要なのか不必要なのかはっきりしないと思いませんか??
塩分を摂り過ぎると何が悪いの?
人間のカラダには、塩分濃度を一定に保つ働きがあります。
塩分を摂り過ぎると、血液中の塩分濃度が高くなり、それを下げるため水分を溜め込むようになります。
美容の面で言うと、「むくみ(浮腫み)」となって現れます。
その結果、必要なところに必要な栄養やミネラルが届かなくなります。
血液量が増え、血管壁にかかる負担が大きくなり血圧が高くなります。
反対に、しっかり水分補給はしていても、塩分が足らないと体内の水分と塩分のバランスが崩れることで熱中症になり、死に至ることもあるので注意が必要です。
カラダに必要な必須ミネラル
カラダには水分と塩分のバランスが大事ということがおわかりいただけましたか。
「カラダに必要な塩」ですが、どんな塩でも良いという訳ではないことを私はここでお伝えしたい。
『塩』は、塩化ナトリウム以外のミネラルがどれだけ含まれているかによって「カラダに必要な塩(ミネラル)」かどうか変わってきます。
私たちに必要な必須ミラネルは16種あります。
・カルシウム
・ナトリウム
・マグネシウム
・鉄
・カリウム
・マンガン
・銅
・亜鉛
・ヨウ素
・リン
・クロム
・セレン
・モリブデン
・コバルト
・硫黄
・塩素
聞いたことのない名称もあるのではないでしょうか?
意識していなくても摂取できるミネラルや、意識しないと不足しがちなミネラルなどあります。
「塩」から摂れるナトリウムは過剰摂取に注意が必要なミネラルに指定されています。
ですので、普段から摂取量に気を付けないといけません。
では、スーパーなどで売っているお塩の裏にある表示、見たことありますか?
どんな塩も一緒で悪いのか?
あなたの塩を買う時の判断基準って何ですか?
いろいろありすぎて迷うから、結局安いのを買う。
その基準にしてる人は多いのではないでしょうか?
私も昔はそうでした。
だって、なんの違いがあるのかわからなかったから。
または、家では料理を作ってくれるからと、どんな塩を使っているか知らないっていう方もいるでしょう。
安かろう悪かろうで、塩分だけの摂りすぎになります。
また、塩化ナトリウム以外のミネラルが入っていないと、カラダに必要なミネラルが摂れないので、極論病気などの不調につながります。
美容面では、浮腫みが出て、冷えやすい体になり、痩せにくい体に。
また、お肌に栄養が届きにくくなり、膿んだ「膿疱ニキビ」や「炎症ニキビ」が出やすくなります。
そうなると、ニキビ跡も残りやすくなるという悪循環・・・
薬膳では、「水毒」または水滞の状態。
そうならない為に私は今、塩を選ぶ点で気をつけていることがあります。
微量ミネラルを一緒に摂取できる『塩』を選ぶこと
塩は塩でも、商品によって配合は変わります。
2つの商品の裏表示を載せてみました。
塩化ナトリウム99%以上
塩化ナトリウム95g
ほかに、カルシウム・マグネシウム・カリウムの明記があり、微量ミネラルも含まれているのがわかります。
このように、塩は塩でも「塩化ナトリウム99%以上」と「塩化ナトリウム95g」のように、配合が違うんです。
それはなぜ変わるかというと、塩を作る工程が違うからなんです。
工程の違いによって、他のミネラルが含まれてくるかどうか。
塩を作る工程の違いで大事なミネラル含有量が変わります
つくり方①「交換膜イオン法」
交換膜イオン法は、海水を電気分解し、特殊な膜でろ過します。
天候に左右されず安定して製造できます。
大量生産ができ、時間もまだ短くつくれるため、価格は安価で提供できます。
ナトリウム以外の身体に必要なミネラルがほとんど残っていません
つくり方②「天日干し・平釜」
天日干しや平釜は昔ながらの製法で、じっくりと結晶にしていきます。
時間と手間がかかっている分、値段も高くなりがち。
天然のミネラルを多く残し、健康維持に欠かせない栄養素がたくさん含まれています
天日干しや平釜でも商品によってミネラルの配合量も変わります。
一度、スーパーなので比べて見てください('ω')ノ
「天日干し」「平釜」の工程の塩を選びましょう
どちらの製法の塩を選んだほうが良いか、わかりましたか?
「天日干し」「平釜」製法のお塩を選ぶと、ミネラル豊富に♪
値段は、交換膜イオン法のお塩よりも、少々高くなってしまいます。
ですが、1日使用量を考えるとそんな大差はありません。
毎日使う調味料「塩」をケチって、サプリを飲んで健康増進しよう、なんてことは本末転倒。
普段使いの調味料「塩」ほど、カラダに良いモノを選んでほしい。
なによりも美味しいですから(*^▽^*)
必須ミネラルが摂れて、ニキビが自然とできにくくなったら嬉しいですね!
また、太りにくくなり、健康維持ができるのがまた嬉しい!
美容と健康のために、“天日干し・平釜で製法されたミネラルが含まれている塩”を選んでください。
スーパーなどには売っていないのですが、必須ミネラルが約20%含有の塩を私は使っています。
「ホッティの塩」と言って薬局屋さんが厳選した塩を販売しています。ホームページはこちら。
サロンには、ホッティの塩のサンプルがありますので、ご希望の方はお渡ししますね。お声掛けください。
まとめ
お惣菜やカップラーメン、外食続きで塩分過多になると、ニキビができやすくなり、太りやすく(浮腫みやすく)なります。
できるだけ自炊で塩分調節ができるようにしていきたいですね。
その時には、「ミネラル豊富なお塩」がカラダにも味覚も良い♪
健康なカラダになれば、自ずと美容にも繋がります。
塩を購入する際は、“天日干し・平釜で製法されたミネラル豊富な塩”を選んでみてください。
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